カウボーイになりたかった、僕

34歳ということで24歳から始まったラジオGrowing reedの第1回を聴き直してみた。

そしたら10年後のことについて語っていたよ。

 

第1回『大人ってなんだろう?』
2005年4月3日
ゲスト小浜逸郎(こはまいつお)さん

 

え〜すごい感じから始まりました。J-waveをお聞きの皆さん初めまして、岡田准一です。今夜から始まりました新番組Growing reed、ちょっと変わったタイトルですが直訳すれば成長する葦、えー葦はパスカルの名言マンイズアシンキングリード、人間は考える葦である、葦です…えー突然ですが!!皆さんにも聞きます!今から10年後に自分がどんな風に生きているんだろう?なんて考えたことありませんか?僕は小学校2年生の時からずっとそういうことを考えてきた堅苦しい男でしてねぇ…まぁ僕の場合は男になるかどういう父親になるかという方が強いんですけどね、どういう風に生きていくかですね、考えてきた男でして。

実は僕は今は24歳!このまま過ごしても10年後には34…もちろん34になったら…ま、V6というグループの中では今は34がいるんですけども実際僕34になったら、も〜結婚とかねぇ…多分20代のうちにはしたいなーと思っているので…まぁ分からないですけど、何があるかは。ちょっと運動会では走れる父親ではありたいので(笑)あはは!変なアレですけどね(笑)早めに結婚してとは思ってるので…まぁ実感はないですけど。ただ34といえば周りから見ればもう大人で、言い訳できない歳で、どうせなら漠然と歳を取るのではなく色んなことを見たり聞いたり経験したりしてですね、世の中で何が1番大切か、自分で考えて判断できる人間になりたいなぁと思っているんですけど。そこで!この番組GRはですねぇ毎週ひとつのテーマの専門家をお呼びして、僕が聴きたいことを徹底的に質問していきます。僕はまだ24歳で何も知らない若造ですからバカなことばっかり聞くかもしれませんが、一生懸命聞いてみたいと思いますのでお付き合い下さい。

 

(略)

 

誰もが思う良い人になりたかった。画用紙で言うと白い人になりたかった。でも20歳を過ぎた頃に白いのってつまんないなって思っちゃって。画用紙を描く時に例えばひまわりを描きます。子供の時だったら単色でものを描くけど、大人になるとやっぱりひまわりは黄色だけでは描かなくて、茶色だったり緑だったり色んな色を足してひまわりを描くわけですよ。で、そうなった時に良い人っていうのは白い人だったんだけど、下に白いものを…根本的な良いものっていうのは自分の中で10代のうちで作ってきたつもりだったのが、その上に何かを描き足さないと人間的につまらない。「はい!これできました!先生!」って白いものを出したって何の面白味もないし、上に何か描いて下が白ければ何を描いてもいいんだと。それが人間の魅力だったり個性だったり、ただルールは人間なので守らなければいけない。でも僕自身そうは言っても今でも大人になることを探していたりどういう大人になるんだろうなって思ってますし…ただ今の自分が嫌いでも自分の未来にはワクワクしてます。

自分の先には絶望せずにワクワクしてもらいたいし、そういう1日というか毎日を送ってもらいたいです。

 

 

 

この頃、よく白い人になりたかったとか、雑誌にも白いキャンバスに色んな色を描き足して面白くなるんだっていうようなニュアンスのことを言ってたのを思い出した。

10年たった今、おかだという人間の下地はとても白くて、その上に色とりどりの絵の具で鮮やかにたくさんの花が描かれていて…でもまだおかだのキャンバスには白い部分がたくさん残っていて、それはこれからどんどん歳を重ねるごとに塗りつぶされ、さらに鮮やかな色をして、最終的に岡田准一は光輝くキャンバスになるんだと、そう思っています。

 

34歳おめでとう。

 

 

 

 
学校の先生になりたかったり、言いづらいんですけど…カウボーイになりたかったり…色々あるんですよ!荒馬を慣らしたいとか夢があって…!

 

馬乗り回してるし、なれてると思います、カウボーイ。